CT画像診断について
CT(コンピュータ断層撮影装置)は、X線装置とコンピュータを組み合わせた医療機器です。専用の装置でX線を360度回転しながら照射し、人体の横断面を撮影します。そのデータをコンピュータ処理することによって、体内の平面画像を得ることが出来ます。臓器やその周辺の異常を見つける際に用いられることが多く、特に脳神経や呼吸器、消化器、整形外科の各診療科で広く活用されています。
- 撮影部位に貴金属類があると撮影の妨げになる場合がありますので、なるべく身につけないようにしてください。
- 妊娠中もしくは妊娠の可能性がある方は、事前にお申し出ください。
- 検査中は体の力を抜いてリラックスし、極力体を動かさないようにしてください。
当院でのCT検査について
当院では、被爆低減技術 AIDR 3D搭載した東芝マルチスライスCTスキャナ(Alexion)による画像診断を行い、病気の早期発見・早期治療を行っています。重大な疾患が潜んでいる可能性がある場合は、必要に応じて放射線科の専門医とも連携し、詳細な検査を行います。これによって病変の見落としを防ぎ、疾患の正確な把握に努めております。こうした検査結果が出ましたら、患者さんやご家族の方に画像データを提示しながら、分かりやすくご説明いたします。詳しい内容は、当院までお気軽にご相談ください。